スキューバダイビングに欠かせないマスク!そしてそれと同じぐらい大切なマスクの曇り止め!
これが無いとほぼ100%ダイビング中にマスクが曇ります。どんな透明度の良い海に行っても自分の視界だけは透明度0になりますw
曇り止めは個人、ショップによって様々なものを使用しています。
ショップで一番多く使われているのが台所洗剤(曇り止めに必要な界面活性剤が入っているもの)また人によっては唾液。あとは市販されている曇り止め。
この三種が一般的だと思います。
そこで今回は市販されている曇り止めで一番効果があるのはどれか実験してみました!
題しましてダイビングマスク用曇り止め選手権(第一回)
マスクが曇る理由
マスクが曇る原因は「結露」という現象です。地上の太陽熱や気温で温められたマスクが海中の冷たい水によってマスク内と外で温度差がうまれ発生します。
また体温によってマスク内の空気が温められレンズに水滴(結露)がつくこともあります。
エントリーは4種
TUSA REEF TOURER リーフツアラー 【TEC52】塗るタイプ
今回の4種の中でダントツ価格が安いリーフツアラー。他の商品と違う特徴は液体を何滴かつけて指で伸ばすのではなくスティックの先にスポンジ状のものが付いており直接塗るタイプの商品でした。
GULL ガル ピュアデミスター
マスクと言ったらGULL!たぶん国内でGULLのマスクを使用している人メチャクチャ多いと思います。もちろん自分もGULLマンティスLVを愛用しています。そんなマスクを製造している信頼のGULLからエントリー!
シーゴールド ギアエイド ジェル状
これ!恥ずかしながらつい最近知りました!なんやら色んなサイトで口コミがめちゃくちゃ良い!しかもジェル状っていうのが強力な感じがする!
「SAS」アンティフォグ
そして安定のSAS!これは僕も普段から愛用している曇り止めです。ただ一つ1000円以上するので結構お金かかる。。。でもこいつでダイビング中曇ったことはありません!
実験?
正直。すんげぇー大変でした。。
だって曇らないんだもん。。
実験というか・・・
曇り止めVS曇らせたい人
って「ほこたて」みたいな感じになりました。
戦いその①
ある程度密閉した方がマスクをしている状態に近いと思いやってみました。
湯銭は60℃程度
湯銭から取り出し内側に曇り止めを塗り、冷水で冷やした結果は・・・
惨敗。。。
一番右側は何も塗ってないものです。速攻で曇りました。。やっぱり曇り止めって必要ですよねw
まぁあえて言うならTUSAが少し曇ったかな?ぐらい
戦いその②
もっと湿度上げないと曇り止めには勝てないと思い!一緒に入浴することに。
そして時間を計測しながらどれから曇るか写真を撮っていく作戦です。その前に曇り止めの粘度が各メーカーによって違いがあったので紹介します。
粘度順でいうと
粘度弱 TUSA→GULL→SAS→SEAGOLD 粘度強 でした。
TUSAとGULLについてはさほど差が無かったのですがSEAGOLDはかなりの粘度でした。少し乾いた液体のりぐらいです。
ではシャワーの温度を少し上げ目にして換気扇をオフにしながら横でシャワー浴びます!
・・・・・・俺、、何やってんだろう。。。
3分ちょっと前
なしは一瞬で曇りましたがGULLに変化が!!間違いなく曇っている!!あと写真ではわかりづらいがTUSAも少し曇ってきた!!
4分過ぎたぐらい↓
なんか実験というより戦いをしている気分なので少し「うれしい」という気持ちがw
20分間ぐらい粘りましたが
今回はGULLが一番曇って、次にTUSAが曇っていました。
SASとSEAGOLDは全く曇りません。
なんかムカついてきてる自分。。。
戦いその③
もうねどれが一番曇りやすかなんてどうでも良くなりました。
俺はね
こいつらを曇らせたいんです!
結果・・・
完敗・・
どれだけ鍋からの水蒸気をあてても部屋自体の湿度が低い為全然曇んねーの!!
結果
今回の実験で分かったことは曇り止めとして売られている商品は曇りません!!
当たり前かw
まぁあえて言うなら実験①と実験②で曇ったGULL、TUSAの効き目が少し弱いかもしれません。
SASとSEAGOLDについては一度も曇らなかったので最強と言ってもいいと思います。
コストを考えると37ml入って1000円以下で購入出来るSEAGOILD(ジェル状)が一番ですね。
この実験二回目あるかは微妙ですがダイバーの皆さんの参考になればと思います。これフェイスシールドにも使えそうですね!
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