スキューバダイビングで使用する方がとても増えてきたGoPro(ゴープロ)。このアクションカム物凄い速さで新シリーズが発売されるというのも有名です。
今回は2020年発売の【GoPro HERO9 Black】と2019年発売の【GoPro HERO8 Black】を比較しながら新発売のGoPro HERO9 Blackをご紹介していきたいと思います。今回は過去最高に進化したと言われています!
ちなみに
HERO9 2020年発売
HERO8 2019年発売
HERO7 2018年発売
HERO6 2017年発売
と毎年新機種が発売されています。
何故スキューバダイビングでGoPro(ゴープロ)が流行っているか
まずサイズです!コンパクトデジタルカメラはハウジングケース(防水ケース)に入れて海中撮影するのですがこのケースに入れるとカメラのサイズが1.5倍程度になり思ってる以上に大きくなります。サイズが大きいとダイビング中に邪魔になることもあります。それ以上に有名なダイビングポイントまで行くためには様々な交通機関(飛行機、バス、電車)を利用します。ダイビング器材の量を少しでも少なく、軽くしたいと思うのが普通です。GoPro(ゴープロ)はコンパクトで軽く、場所も取らないしダイビング中も邪魔にならない点はかなりプラスポイントです!
次に今は動画が主流!だからです。数年前までは写真が主流でした。その理由は動画の質(解像度や明るさ)などが低かったっというのが原因でしょう!クオリティが高い映像を撮る場合業務用のビデオカメラにハウジングケースを使用して撮影しないといけませんでした。もちろん金額も100万円なんて余裕で越えるし、大きさもかなり大きく現実的とは言えませんでした。今はGoPro(ゴープロ)やミラーレスカメラの動画撮影性能が格段に上がりテレビや映画などプロの世界でも使用されることがあるぐらいです。そしてSNSやYouTubeなどの流行りもあります。
アクセサリーが豊富!GoPro(ゴープロ)はマウント、ライト、レンズなどの付属品がメーカー正規品以外も様々なものが販売されています。しかも安価!スキューバダイビング以外の様々な用途で使用できます!また自撮り専用のアームも販売されているので旅行では大活躍します。
GoPro HERO9 Blackの性能アップポイント!
一番皆さんが使用していてわかりやすい特徴的な性能アップしたポイントをご紹介します。
画素数
写真画素数が12 MP + SuperPhoto (HDR 搭載)から20 MP + SuperPhoto (HDR 搭載)に大幅アップしました。
ちなみにOLYMPUS TG-6やiPhone11Proで12MPでそれ以上の画素数はありません。20MPだと現在発売されているSONYなどのコンパクトデジタルカメラ(10万円代)と同じ画素数になります。
20MP=2000万画素です。
ビデオ画像性能
4K60fpsから5K30fpsにアップしました。もちろん4KやHD(1080p)での撮影も可能です。これについてはそもそも4K以上で撮影するときはファイル量が増える為SDカードも大容量の物が必要になりますね。ご自宅で映像編集出来る人は4K映像で撮影し編集時にズームアップしてフルHDで書きだす方もいると思います。
4KやらHDやら何のことかわからないって人に簡単に説明するとフルHD(2K)っていうのが二倍になって4Kなのですが、カメラの画素数と同じで一つの画面にどのぐらい細かく表示出来ているかということです。
フルHD 1920×1080/4K 3840×2160/5K 5120×2880
iPhoneはRetina 5Kディスプレイを採用していますね。
fpsはフレームレートと言って1秒間に使用するフレーム数(コマ数)です。パラパラ漫画とかイメージするとわかりやすいかも!一秒間に使用するページが多いほど被写体の動きが滑らかになります!
水平維持機能
HERO8は専用のアプリを使用しないといけなかったのですがHERO9ではカメラに内蔵されましたね。これは自動デジタル処理で映像の水平を保ってくれる機能です。ダイビング中大物や滅多に見れない魚など見つけて気愛のフィンキックで撮影しながら被写体に向かっているときは絶対あって欲しい機能ですね!これが無いと後で映像確認すると気持ち悪くなるぐらいブレブレですw
手振れ補正
HyperSmooth 2.0からHyperSmooth 3.0にパワーアップしました!
っといってもそもそもHyperSmoothって何?
HERO7 Black で導入された強力な電子式画像安定化機能 (EIS – Electornic Image Stabilization) です。簡単に説明するとデジタル処理で手振れを補正してくれる機能です。スポーツ撮影で使われるアクションカムではこの性能はかなり重要になります。
バッテリー駆動時間UP
GoPro問題と言ったらコレ!バッテリーすぐなくなる。。。てやつ。今回のHERO9からバッテリー駆動時間が最大30%UP(HERO8 Blackとの比較)したそうです。まぁどっちにしても予備のバッテリーは必要ですけどね。
HERO81220mAh /HERO91720mAh
※バッテリーサイズも大きくなったので過去のバッテリーは使えません。。
GoPro HERO9 Blackの新しく追加された機能
続いて過去のGoProシリーズにはなかった新しい機能などをご紹介します。
前面ディスプレイ
これは新しい!逆に何故今までなかった!?このディスプレイがあれば海中で魚と自撮りツーショットもミスなく撮影可能になります!おそらく今回のバージョンアップで一番の特徴になると思います!
これはおそらくもともと前面ディスプレイを採用していた2019年発売のDJI製(中国)のOSMO ACTIONに対抗して作られたと思います。DJIはドローンでも有名ですね。↓↓
ちなみにGoPro(ゴープロ)はアメリカの会社です。
Max レンズモジュラー
ん??って思いますよねwわかりやすく言うと【外付けの広角レンズ】が別売り(11,900円)で販売されます!こちらのレンズ手振れ補正機能付きでMAX撮影範囲が155度までになります。
もちろん上記のレンズが無くてもデジタルレンズで広角や狭角、リニアなどには対応していますよ。
比較表
主なスペックの比較表になります。バッテリー容量がアップしたのと前面にモニター画面がついたのでサイズ、重量は少し大きく重くなりました。
HERO9 Black | HERO8 Black | |
寸法 | 幅 71.8 x 高さ 50.8 x 奥行き 33.6 (mm) | 幅 66.3 x 高さ 48.6 x 奥行き 28.4 (mm) |
重量(カメラ + バッテリー) | 158 g | 126 g |
防水性能 | 10M 別売りのハウジング装着で60M | 10M 別売りのハウジング装着で60M |
デジタルレンズ | SuperView、広角、リニア、リニア + ホライゾンレベリング、狭角 | SuperView、広角、リニア、狭角 |
水平維持機構 | カメラに内蔵 | GoPro アプリを使用 |
写真 | 20 MP + SuperPhoto (HDR 搭載) | 12 MP + SuperPhoto (HDR 搭載) |
ビデオ | 5K30 | 4K60 |
バッテリー | 1720mAh | 1220mAh |
価格
HERO9が64,900円(税込)でHERO8が55,880円(税込)と約1万円ほどの価格の差があります。
本体以外に必要なもの
スキューバダイビングで使用するならGoPro本体以外にハウジングケース(水深60Mまで対応)
とアームが必要になります。HERO9を購入するなら自撮り棒にもなるタイプがおすすめ!
GoPro単体では水深10Mまでしか対応していないので注意!
予備のバッテリー&充電器、マイクロSDカードが必要になります。
GoPro(ゴープロ)におすすめのmicroSDカードについて
microSDカードについては32GB以上がおすすめ!4Kだと1時間、1080HDだと2時間ほどです。すべて4Kでダイビング中ずっとカメラを回しているなら64GBは必要になります。
また容量だけではなく【書き込みスピード】と【読み込みスピード】が重要なポイントになります。オンラインショップなどで容量が大きいのに価格が安い商品などありますがそれはこ2点のスペックが低いからです。
スピードクラスが10以上の商品かUHSスピードクラス1とUHSスピードクラス3の商品を選びましょう!
また紛失防止に出来ればスナッピーコイルを購入した方がいいですよ!
まとめ
やはり今回の新商品のHERO9はレンズ側についてモニター液晶が一番の特徴です。自撮りしたい人にはHERO9が絶対おすすめ!
逆に「別に自撮りしないし!」って人には価格をおさえらるHERO8がおすすめです!もっと価格おさえたい人はHERO7で充分!!個人的にはスキューバダイビングで使用するならHERO7と8はスペック的に差が無いと思っています。
過去にGoProについて書いたブログは下記からどうぞ
コメント